恥を知らない女を見て、半面教師にする
こんばんは!
華金に酔っぱらって家についてからの記憶がなかったんだけど、朝起きたら化粧落ちてるし、タオル投げ捨ててあるしで、自分がお風呂に入ったことを知るに至った未だに酒の飲み方を学びきれないわたしです。
最近の記憶の失い方が尋常でない。ジブリかディズニーあたりのアニメで悲劇のヒロイン演じてた?ってくらいの記憶喪失っぷり。
そろそろなんらかの事件に巻き込まれて記憶喪失になり、自分の恋人のことも忘れてしまったけど、彼はそれにもめげずに献身的にわたしをサポートして、最終的にまた彼のことを好きになる、そうこの感情は運命なのねっていうストーリー展開があるんじゃないかな。
……あ、記憶なくす前に恋人つくらなきゃ。
さて本題ですが、「恥を知らない人間ども」シリーズ!
(とくにシリーズ編成はしていません。)
昨日横浜に出る予定があったので、いつも通り「ハングリータイガー」に寄ってきた。
神奈川県民に知らない人はいない、ビーフ100%ハンバーグの超有名店である。
「ハングリータイガー」はチェーン店なのだけどほぼ横浜エリアにしか店舗がなく(例外としてなぜか名古屋に進出している)エリア外の知名度が壊滅的なので、わたしは布教活動を精力的に行っている。
初めてこの味を知った者は総じて感動してくれるが、唯一静岡県民だけは例の減らず口を叩くのだ。
「『さわやか』のほうがうまいよ。似てるけど」
ということでその真偽を確かめるべく、一日でも早く静岡に出向き、「さわやか」のハンバーグを食したいと願っている。
悔しいがロケットニュースの企画では、ハングリータイガーが完敗。
話が逸れたが昨日は二か月ぶりのハングリータイガーだったので、しっかり堪能するためダブルハンバーグステーキを注文。
これ、440gです。
この巨大なハンバーグステーキを無言で食べるおひとり様のうら若き乙女の異常なオーラを感じ取ったのか、となり席の4人組が凝視してくるのがつらかった。
とはいえこちら、ハングリータイガー界のおひとり様の名を欲しいままにする、ハングリータイガーおひとり様マスターである。隣の視線を意識から抹殺し、ジューシーなハンバーグとそのうまみを引き立たせるオリジナルソースを堪能していた。
隣席の人たちもわたしの観察に飽きたのか、会話に興じているようだ。
パッと見ではどういうコミュニティなのか判別できない4人組であった。27~32歳くらいの女性2人と、40歳手前くらいの女性、そして10代らしき少年。
40歳手前の女性が、ザ・おんなって感じのまくし立て系で、会話のおおよそ7割を担っていた。
40歳女「こどもはいないの?」
27歳女「いないですよ」
40歳女「つっくんなさいよおおおおお。なに?毎日ヤってんの?え、ヤってない?なあああんでえええええ?旦那いくつ?30歳!盛りじゃないのー!男は1日3回だってできるんだからああああ。雰囲気つくんなさあいよおおお。」
27歳女「そうですかねえ」
40歳女「そうよおお!ヤらなきゃだめよ。毎日とは言わないから週3回は絶対よ。」
会話がうざい。
いや、この40歳女がうざい。
これ以外の会話の中でなんとなく読み取るに、4人中の女3人はどこかしらのバイトで一緒だった仲の様子で、さらに言えばお互い大した時期被っていなかったからあまり深い仲ではないようだった。
そして察するに10代の少年は、この40歳女の息子である。さっきから一言も発することなく苦笑いの表情を崩さない少年。母親から子供つくれだのヤれだのという言葉を聞くのは思春期にはつらいのではないか。心中お察しする。
40歳女「わたしから言わせたらねぇ、雰囲気つくればいくらでもヤれるって感じ。」
40代女「わたしがあなたにセクシー下着をプレゼントしましょうかって感じ。」
でた!耳障りな口癖代表「って感じ」。ぼやかすな。断定してください。話題も公共の場で大声で話すには不適切だし、その上口癖のアクが強い。
声が響く女性に限って、TPOに合わせた会話ができないように見受けられるが、おそらく声が響くから目立つだけなのかね。そんな恥の知らない女性にはなるまいと誓い
ながら、冷め行くかわいそうなハンバーグを完食した。
せっかくのおいしいハンバーグに、変な会話でスパイスしてきたあの女性をわたしは許さない。